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高森明勅
2013.4.22 05:45

古事記、悠仁殿下、女性宮家

近来、取材を受けたり、監修・執筆にあたったものを
いくつかを紹介しておく。

まず産経新聞大阪本社版では、
昨年から「日本人の源流 神話を訪ねて 記紀編纂1300年」
という企画物を、かなりの回数続けている。

去年、企画の早い段階で神武天皇について取材を受けた。

好評らしく年を越しても続いている。

今回は、第5部「物語を彩る神々」というシリーズで、
スクナビコナの神とサルタビコの神について取材を受け、
3月27日と30日付け一面の記事にコメントが掲載された。

東京本社版にもいずれ掲載されるはずだ。

次に『週刊ポスト』の取材を受けた。

これは、4月19日号巻頭の
「悠仁殿下『帝王学スタート』で考える日本の未来」
という記事にコメントが載った。

悠仁殿下の「帝王学」にとどまらず、
将来の「皇位の安定的な継承」にまで話題を広げてくれている。

これから発売される『一個人』6月号は皇室特集。

私は「女性宮家と皇位継承問題を徹底対論」
という8ページの企画の6ページ分の監修と執筆を依頼された。

「現在の皇室はどうなっているのか」
「現行典範と皇位継承の問題点を探る」
「女性宮家の創設が必要とされる理由」などを論じた。

「対論」の相手は八木秀次氏で、
「なぜ男系でなければならないのか」を論じている。

カラーの写真や図版をふんだんに使ったビジュアル系の雑誌なので、
字数制限がキツかった。

しかし、読者にとっては問題の所在と、
対立する意見のどちらが説得的かが、
コンパクトに理解できるだろう。

現在、安倍首相が靖国神社の春の例大祭での参拝を
見送った件について、執筆を用意している。
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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